投資信託の選び方
インデックスファンドを選ぶときに見るべきポイントは「手数料」「分配金の回数」です。前提として、もちろんどの指数に連動するものかは知っておかなければいけませんが、それは比較の前段階でおこなう当然のステップですね。
手数料についてですが、信託報酬がいちばん大事です。長期保有が前提なので、なるべく保有中にかかる手数料を減らしたいからです。
インデックス投信では販売手数料はノーロードといって無料のものが多く、これは気にする必要はないでしょう。同じく、解約手数料も無料のものが多いです。信託財産留保額は、ETFへのリレー投資をおこなう場合はかならず払うことになるので、すこし気をつけましょう。
とりあえず、ノーロードのものの中で信託報酬を比較して選ぶというのが一般的な方法です。
次に、分配金の回数です。ファンドにも決算があり、その都度分配金というものが運用側から投資家へ払われます。このとき、分配金が課税されることになるので、余計なコストが発生することになります。
「分配金再投資コース」というものがありますが、それも課税後の分配金が再投資されるだけなので、あまり意味がありません。できるだけ、決算が少ないもの、決算があっても分配金が発生しないものを選ぶようにしましょう。
分配金は、運用成果によって状況がかわるものもあるので、過去の実績を見て、運用が順調でも分配金が発生していないものを選ぶのがいいでしょう。