バランスファンド
投資信託にはいろいろな種類があります。インデックス投信とアクティブ投信というのも「運用方法」で見た場合のひとつの分類です。
ほかにも、国内の法令にしたがって設定されたものか、それとも海外の法令によるものかで判断する国内投資信託と外国投資信託という分類、追加募集されるのかそのときだけかというもので見る追加型投信と単位型投信という分類などもあります。
そして、運用対象が公社債だけか株式も含まれるのかで判断する公社債投資信託と株式投資信託という分類がありますが、これがここで考えるべきものになります。
株式と公社債を混ぜて運用するものをバランス型投信とか、バランスファンドといいます。そう、わたしたちがおこなう「ぐうたら投資」は、このバランスファンドを使います。
さらにバランスファンドの中でも、株式と債券が含まれており、そしてそれぞれ国内と外国にわけられているものを選びます。国内株式・国内債券・外国株式・外国債券の4資産が組み入れられているものですね。
バランスファンドでは、運用対象のほかに、どの資産にどれくらい振り分けるか、つまりアセットアロケーションもあらかじめ決められています。そして、そのリバランスもしっかりおこなってくれます。
バランスファンドには、「ひとつで資産運用を済ませられる」「リバランスも運用側でやってくれる」「管理が簡単」というメリットがある一方、「資産配分を自分で決められない」「コストがやや割高」というデメリットがあります。