インデックス投資
インデックス投資(インデックス運用)というのは、簡単にいえば世界経済全体に乗っかって、その成長をそのまま資産の成長としてしまおうという投資法です。
具体的には、インデックスファンドやETFを通して世界全体にあまねく投資します。究極の分散投資ともいえますね。
株式市場にはそれぞれ、インデックス(指数)というものがあります。それは市場平均をあらわすもので、そのインデックスに連動した成果(市場平均のパフォーマンス)を狙うのがインデックスファンドです。
市場平均(インデックス)に勝つように運用されるファンドをアクティブファンドといって、よくインデックスファンドとどちらが良いのか?という議論が起きますが、それは気にしないでください。
インデックス投資では、その名からわかるようにインデックス投信(インデックスファンド)への投資を通して、世界の市場の平均を取れるように運用します。
自分の考えたアセットアロケーション(国内株式、国内債券、外国株式、外国債券の組み合わせ)になるように、日本の株式市場のインデックスファンドに何パーセント、外国の株式市場のインデックスファンドに何パーセントというように資産を割り振ります。
日本人の場合、株式クラス(国内株式と外国株式)は、基本的に「TOPIX」という東証1部上場企業の平均をあらわすインデックスに連動するファンドと、外国の株式市場全体の平均をあらわす「MSCIコクサイ指数」に連動するファンドで運用します。
債券クラス(国内債券と外国債券)も同じように、日本市場のインデックスに連動するファンドと、外国市場全体のインデックスに連動するファンドで運用します。